2003年4月28日に底をつけ、5月から始まった相場と、2012年11月14日、野田元総理・安倍総理の国会での討論から始まった相場、今日までの週足チャートを比較する画像を載せましたどうぞご覧ください。クリックすれば大きくなります。戻るときは×をクリック。
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上が2003年5月から、下が2012年11月からの週足チャート
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多くのアナリストたちが、今年の相場は、前半は横ばいから調整、年後半に持ち直し、高値更新と言っていた。おそらく、頭の中に、2003年からのチャートがあったのではないか。しかし、この1月からの下げがきつく、2003年からのチャートと形が離れてきています。ここにきての、類似性が壊れてきていること。そして、今年初めから、連続で海外投資家の売り越しが続いていること。それも、ヘッジファンドではなく、中長期投資家であるという事実。これは、すでにアベノミクスに海外投資家が、期待しなくなっていることを表しています。海外投資家は、これ以上、期待するほどのパフォーマンスが得られないと考え、パフォーマンスの良いアメリカ市場に資金を移しているこを示しているのでしょう。
これらのことをあ考えると、年後半の上昇は期待できそうにありません。今朝、相場の終焉といったのはそのことです。
年後半、企業業績が改善できれば、再び上昇もありえますが、現段階では、アベノミクスが空振りに終わっている現在、多くを期待できないでしょう。
年金運用の利益改善のための、3月末の買い、売り禁止も、海外投資家の売りの前にあえなく撃沈、効果が出でずに終わった。これでは、GPIFの大赤字を、選挙前に公表しなければならなくなる。そこで、選挙前の発表を回避し、7月29日に変更した。
★(日経速報)GPIF、7月末に15年度運用実績を公表 昨年より半月後ズレ (3月31日)
これは、ある意味、3月末、買っていましたよ、ということの証明にななってしまった。
いったん書いたが、以下省略、チャートを見てください。
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