2016年3月2日水曜日

場中での岡崎さんの話

(おかしなところは、内容を自ら修正しながら読んでください)

 G20で決まったことは、金融政策は、もうやるな、財政政策をしろということで、そのため、消費税増税はできない。補正予算を組みたいが、まだ予算が通っていない段階で補正をうんぬんは矛盾するので、言えなかったが、通ったことにより、本日より、言い始める。伊勢志摩サミットのさなかに、増税をやるとは言えない。これで増税はなくなった。そして、財政の出番が来た。
 昨日(今朝の日経)『GPIFの運用益は4.7兆円だったが、通期は損失』。当然、3月は、今のままでは、かなりのマイナス。その結果が発表されるのは5月末、参議院選挙前。もし、運用成績が、マイナスなら、選挙に負ける。なので、3月末の株価が重要で。なので、必死になって株価を上げてくるだろう。3月に向けて、GPIFが買いに来る。
 さらに、G20の内容は、裏を返せば、ドル高にせよと言っている。これで、GPIFは、外債を買えなくなった。外債を買えばドル高・円安になるので。買えない。仕方なく、その資金は、日本株買いにシフトする。そんなこともあり、国を挙げてのドレッシング(お化粧)が始まる。
 3月末、強烈なドレッシングで、9月末の17388円まで持っていきたい。GPIFの3月末の結果は61に発表、もし、マイナスなら、年金が出せなくなると非難を浴びるのと、選挙もありPKO(Price keeping the Operation)で、死に物狂いで上げてくる。
 一方、短期的には、戻り売りの材料でもある。
 ISM製造業景気指数が、48.5ptから49.5ptになっただけで、50以下にも関わらず、700円(場中)上昇している。今は、上がりやすい状況にある。明日の非製造業で、50pt割ると、もう1回売ってくるが、良ければ、また騰がる。
 GPIFの株の組み入れ比率が、12月末で23.5%。その時の日経平均19,000円であった。それが、その後2割くらい下かいがったので、組み入れ比率が、自動的に下がっていて、4.7%くらい空きができた。その分、日本株の買い余力ができた。おそらく45兆円あるだろう、それだけ買ってくるので、かなり上げることができる。
 さらに、マイナス金利で、債券価格が騰がった。その分、株の組み入れ比率が下がって、リバランス効果があるので、日本株が、その分、買えることになる。が、これには落とし穴がある。
 来週のSQは騰がりやすいが、逆に VI(ボラティリティインデックス)が30を割ると、売り仕掛けが入りやすくなってくる。・・・先物・オプションの手法の話が続くので(省略)・・・・簡単に言うと、VIが大きいと、すべての間の値段位びっしり売り買いが入るが、VIが低いと、注文がな少なく、ちょっと動くだけで、とんでもない値までの間、売買がなくなるので、うまくすると、とんでもない値をとることができるという手法。
 だから、VIを下げる方向に動いている、30を切ってから入るつもりなので、VIが低いからと言って、安心してはいけない。12月の大混乱を、再現させようとしている。その為に、段階的にポジションを創っていく。下への方が攻めやすいから。
 GPIFは、前述のように、日本株しか買えない。その買いが止まったときが、反転の時で、注意。前提は、米雇用統計。もし、とても良かったら、利上げがあり、円安方向に動き、日本株が騰がりやすく、スルーしてくる。今週末の雇用統計次第。

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