2013年4月2日火曜日

機関投資家になった気分で(追加訂正)

桜井さんの言った機関投資家になった気分を、100億円を一休に投資するとどうなるかで考えてみよう。一休は1月末の株数は29万7千株、浮動株が18.2%、54千株。2月に売り出した株が、17千株。よって、浮動株は役7株。10万円としても、約70億。100億円の投資はできない。そこで、買える範囲で桜井さんの言った機関投資家になった気分を味わいましょう。手持ちは100億円。狙う銘柄は一休。どうなるかで考えてみよう?


この図は今日の午前中の気配。これを見ると、多くても10株前後。こんな中に50株や、100株(500万、1000万)を入れると、株価が大きく動いてしまう。狙った値段では買えない。では、10株位ずつこまめに指しをしていくしかないが、1000株で1億。1万株で10億。それだけ集めるに、どのくらいかかるのだろうか?時々50株とか出てくるが、普段は10株が最大だろう。ただ、株価急騰急騰したときなどは、急に売買が活発になり、50株、100株と出てくる。       
まず、拾っていく。適当なところで、30~50株を使い、値を釣り上げる。と、売りが出てくる。それを、拾い上げる。買を控えると、じりじり下げてくるであろうから、下げてきたところを、また、買い上げる。よく、場が休んでいて、急に動き出す時がある。その構図が見えてくる。根気強く、場を荒らさないように、チャートも形が良くなるように買いを入れていく。この値にいるだけでは利益が出ないので、買い上がりも必要。気配は、こんな感じだから、すぐ引き上げることはできるが、売れないといけない。そこが難しい。大量に売ると、値が下がりすぎる。そこで、段階的に値を釣り上げ、売っても買いが入るような形を作っておく。結構時間がかかる。2度目、3度目の買い上がりは、値幅を少し広げて、指数関数的なチャートにする。なかなか難しい。今日の5分足と出来高のグラフを載せます。寄り付きは1000株くらい、さて、1日に集められる株はいくらくらいだろうか。

しかし、一気に集めると動きすぎるので、根気がいる。多くて500株か。いや200、300というところでしょう。500株でも10営業日で5000株。これを売るとなると、どうなるのだろう。
こう考えていくと、動きが見えてきませんか。
よく見れば新興市場の株の動きが読めるでしょう。
売りも大量に出すと、一気に下がる。そのためにも、買い手を探さなくてはならない。そのために、急騰させては、休み、また急騰させ、人気をあおる。少し人気が出ても同じことをすると、参加者が増えてくるし、出来高が増えれば、テレビ、ラジオ、新聞で扱ってくれる。そうなれば参加者が増え、値を釣り上げても、買い手が増える。そうして、売りぬける。人気が持続するときは、何回転かさせれば、利益が増える。100億は使わないが、価格が上がれば、自然と資金を使うようになり、大きな利益につながる。やはり、人気になることが大切である。大商いを演出し、売りぬけることにするが、実際には結構難しそうですね。
さて、このような株は、いったん人気離散すると、高値でつかまされた投資家が増え、値を崩した後、値を戻すのが難しくなる。ただ、会社が成長力に富み、PERが下がるならば、高値が、普通の値段になる。となれば、また、人気化するであろう。一休は、最高益を出しているし、今後の成長が期待できるので、ある程度の高値は追っても、大丈夫かもしれない。(実際はわからないが)
小型人気銘柄に投資するときは、将来の成長や、変化率などを頭に入れておくことが大事だと思います。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿