2013年4月5日金曜日

鳥インフルエンザ関連UMN株への思惑


日経新聞の市場往来で、インフルエンザの思惑買いについて、会社コメント「ワクチンの臨床開発は現在していない」(UMN)、「個人の思惑買い」(国内証券)を載せているが、まだ、遺伝子分析段階で、当のインフルエンザの株はどの国も手に入れていないので、臨床開発ができるわけない。今朝のニュースで、中国が協力し、2週間ほどかかるが、各国に株を提供するという。ここで、大事なことは、UMNの第3臨床中の季節性インフルエンザワクチンの製造方法で、それが大量生産の基礎になるため、その技術を確立できれば、鳥インフルエンザワクチンにも応用できる点であり、UMNがそのライセンス持っている点にある。思惑と言えば思惑だが、昨日の厚生労働省の発表を踏まえると、UMNファーマが、鳥インフルエンザワクチンの大量生産に関し中心になることが確実なこと、今回の騒ぎが収まったとしても、今後のため、厚生労働省が後押ししていくことは明らかなため、単なる思惑とは言えない点もある。一方、JPモルガン・アセット・マネジメントのUMNの株の保有量が403,200株(5.59%)であることが発表されたことも買い材料にされている。
その他、中国当局は、タミフル、リレンザ、イナプル、ラビアクタの4種類の抗インフルエンザ薬が効果がある可能性が高いと説明している。

 

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