中国の景気減速懸念から金などの貴金属市況の下落(金140ドル安)。さらに、キプロスの金売りとうわさが流れている。
米4月住宅市場指数が悪化
ダウの大幅下落はボストンマラソンの爆発でテロ警戒を反映したリスクオフの動きからと見られる。しかし、売りたい口は、なんでもいいから下げに動く。それをマスコミがあおってくれるから、今日は売り方有利。今日は、小型・新興の個人が活躍する相場か。
外資系証券経由注文状況 売1510万株 買2070万株
8:00 大幅な売りが出ており、ほとんど寄っていない、売り気配のみ
8:00 大幅な売りが出ており、ほとんど寄っていない、売り気配のみ
ラジオ 三菱UFJモルガンスタンレー証券 投資情報部長藤戸則弘氏(弱気の藤戸で有名)
NYダウの引け際の100ドル安はボストン爆発によるもので、一時的なものである。それよりも、中国の景気減速が今後に影響することから、売りが出ている。中国のGDP7.7%成長は発表は予想8%を下回ったことより、影響を懸念。新政権になり、綱紀粛正が中心で、経済政策がない。不動産抑制策を主要都市に広げていることから内需が落ち込み始めている。今まで、指標は中国が勝手に市場の予想に合わせるなど、信頼性がなかったのを、欧米流の実際に中身のある経済政策を進めるということから、市場は今後景気減速を心配している。それに伴い、NY市場は、メタル関係、広くは素材関連の株が急落した。米QE3以降は金にお金が流れ込んでいたが。昨年暮れあたりからヘッジファンドがポジションを減らしている。すでに半減しており、欧州の信用リスクがなくなってきているなども影響。さらに、キプロスの金売りの発表に伴い金急落、証拠金の引き上げで、手じまい売りが殺到し、さらに急落した。
日本株は、先週のSQ13608円で買い方完全勝利も、その反動がある。先週、日経平均を上げるために無理に買っていた株、ファーストリテイリングなどのパッケージの売りが出ている。利益確定も売りが出ているため、下落している。ただ、これで流れが変わったわけではない。中国関連は要注意ではある。つまり、業種選別に入ってきている。本日の状況をみて、昨日のように日銀がETF購入出動が入る可能性があるかもしれない。
10:15 三菱地所、三井不動産が、前日終値前後まで値を戻してきている。
ファーストリテイリング、ファナックが切返しプラスで推移。ソフトバンクは、さすがに、TOBライバルが現れたので、売られている。
ラジオ 中国の新聞で、金投資熱が再燃しているとの報道があった。金の延べ棒が飛ぶように売れており、品切れの店も出ていると伝えているらしい。
これは?中国の新聞ですからね。もっとも、政府が、不動産の価格を抑え始めている今、投資先に、安くなっている金に資金が流れてもおかしくない。どう考えるべきか?
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