週末に、金曜日に米で、FOMCの結果とパウエル議長の記者会見を受け、逆イールド(長短金利差が逆転)が発生したことを書いた。ダウ、S&P500、ナスダック指数が大きく下げたほか、ドル円が一気に109円台に上昇、VIX指数も跳ね上がった。
月曜日の日本株は当然、大幅下落の可能性が大きい。さらに、この先を考えても、期末でもあり、機関等のお金は動かないし、多くの機関・ファンドは、様子見になるだろうから、売りの一方通行になる。27日の配当の再投資(7,000億円と見られている)も、様子見から、すぐに入ってくることが考えにくく、4月からの新規投資も、4月末10連休を前に、投資しづらい状況になるので、様子見気分が蔓延するだろう。売りは積極的に仕掛けてくるだろうし、買いは入らないとなると、21,000円割れは必至、下手すると、20,000円割れも覚悟しないといけないかもしれない。
もっと怖いのが、VIX指数。アメリカでは、このVIX指数にオプションを乗せたことから、この指数自体が投資対象となり、ヘッジの対象となっていて、昨年の2度のVIXショックによる下落を引き起こした。昨年末の名無し下落(クリスマスショックは宗教が絡み言えなくなった)から3か月と少し時間がたち、オプションが再び詰み上がってきている可能性があり、こちらも注意がが必要となってきている。とりあえず、VIX指数の1週間を見ておこう
15日(金)12.88、18日(月)13.10、以下、13.56、13.91、13.63、
そして、22日(金)は16.48
と、確実に上昇、金曜日には2.85跳ね上がっている。当然、今週に入り、さらに急上昇していくと思われる。20を超えた辺りから、去年の年初に起きた『VIXショック』が再び起こるかもしれないことを警戒しないといけない。
期末で、すでに資金が市場から消えていて、個人投資家以外は、下げても損害が少ないく、新規資金が減らないことがせめてもの救いか。今週、大きく下げないことを期待しているが・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿