2014年1月5日日曜日

大発会前日

大発会を前に、今週の市場の見通しをしてみた。

◆(ポイント)
    先週2・3日の海外株価
   ・欧米、2日は大幅下落、3日は上昇、全体としては下落
・アジアは連日下落
・日経先物CME(円建て) 16,050円  日経平均比-241
     10日() (朝)オプションSQ、 () 米雇用統計
     先週の為替終値 1$=104.85 

◆見通し
昨年末、日経平均は9連騰、それも、急騰の形になっており、利益確定売りが出やすい状況の中、為替の流れが一服、先週の日経先物CME(円建て)も一時16000円を下回り、終値で1万6050円。23日の欧米の株価も最後は戻したとはいえ大きく下落、アジア株は2日とも下落。これらの環境から、現物・先物とも売り先行の動きになる可能性が高い。さらに、週末には、米雇用統計を控え、米景気の回復度合いを見極めるため、買い控えの動きになりそうなこともあり、売買が低水準の動きになり、上値の重い展開になりそう。そんな中でのオプションSQ。ちょっとした売り買いで、値が動きそうなため、値動きが上下に大きく振れそう。ただ、先高観は強い。逆に言えば、良い買い場になることも考えられる。
 また、年末のTOPIXの動きから、主力は一服も、個別銘柄の買いが入る可能性もある。
 さらに、テーマ別に盛り上がることも考えられる。たとえば、LINEの上場を見越したネット関連や、薬事法改正の恩恵を受けるバイオ関連。正月からマスコミが力を入れているオリンピック関連。これは、昨年9月にストップ高を付けた銘柄など。さらに、大発会では、麻生副総理が出席。となると、クールジャパン関連なんていうのも考えられる。
 いずれにしろ、もうそこまで、新年の相場が迫ってきている。

 さて、昨日、今日と神社めぐりをしてきた。正月三ガ日は、千葉神社・稲毛浅間神社と大きな神社にお参りしたが、昨日からは、小さな神社を巡り歩いた。いつもの土日同様、落ち着いた参拝ができた。中には心霊スポットと言われる神社もある。そのせいではないが、3日から、胃が痛い。どうも胃酸過多で、胃がはれている感じ。今は、やっと胃が落ち着いているが、しばらく、おとなしくしていろと言う神様のお心か?

◆今年初めの見通し、ヒーローは誰だ!

 第三の矢を隠して見せないシャイな安倍総理、必死になって利権を守る正義の味方の議員たち、規制改革を阻止することに生きがいを感じている多くの官僚。
その結果、庶民たちが期待するような経済対策は出てこず、仕方なく、第2の小バズーカを打つことになりそうな、官兵衛ならぬ、黒田日銀総裁。
結局、金融相場が続くことになりそうな今年の出足。さらに、金利上昇を抑える安倍総理の政策。昨年と同じく不動産などが中心になりそう。再開発、特区構想、オリンピックと、都心部の土地は今やウナギのぼりになりつつある。それを期待して、持っている土地を誰も売らず、物件がない。一方、空き部屋の値段もうなぎ上りとなれば、三井不動産、リートが人気に。東京駅周辺の地主の三菱地所なども人気になるか。
 一方、昨年は円安を背景に、多くの会社の業績が急回復。さらに、円安で、為替差益での上振れが期待できる3月決算。いつ、業績相場がスタートするのかがカギとなる。
ただ、4月の消費税増税による消費の冷え込みの影響が読めない。どの程度影響するのか? 27日のアメリカの財政の崖が無事通過できるのか? 中国では、汚職摘発とそれへの反発。シャドーバンキングの締め付け、尖閣問題、靖国問題などの経済への影響が心配される。ヨーロッパは、落ち着いているように見えるが、ギリシャ問題などの再燃は?
今年も、色々なことが、起りそう。そんな中、〇○を救うヒーローは誰だ!

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