2014年1月13日月曜日

2000年以上前の花

 「アッ!間違えた」、千葉大の正門の前を過ぎたところで、気が付いた。今日のお散歩コースである。昨日から考えていたのは、海沿い、いや、現在、海は2㎞彼方に移動している。14号線沿いの道にある石尊神社から登渡神社を経て、西千葉駅前の西千葉稲荷神社に出る予定であったのが、直接、西千葉駅に向かってしまった。今から、コースを変えるのも大変だし、まずは、心霊スポットの西千葉稲荷にお参りをすることにした。お参り後、海沿いはまたでいいかと考え、その続きの千葉公園から厳島神社に向かった。
 千葉公園、寒いので、人がいないのではと思ったが、公園に入って、プールを過ぎてから、ランニングコースに入ると、小生を追い抜いて行く早歩きのおばさんがいる。ふと見ると、公園には結構人がいる。ランニングをする人が追い抜いて行き、グラウンド(広場)では、野球のユニフォーム姿の大人たちがたむろしている。まだ9時半、寒いのになど考えながら進む。正面に蓮華亭が見える。ここ千葉公園は、大賀ハスで有名である。
 1951年に検見川の東京大学検見川厚生農場の落合遺跡で、見つかった2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花した古代ハス。それを大賀博士が育て、いろいろなところに根分けしたという。千葉市もそれを譲受け、ここ千葉公園の蓮池で大切に育てている。千葉の花でもある。現在では、世界・日本、150カ所で栽培されているという。友好のしるしに海外に贈られたの華でもある。最近、東大の予算が厳しいことから、その元を千葉市が買い取ったそうである(蓮華亭の掲示物より)。6月下旬から7月が開花ピークで、花を見ようと多くの人が訪れる場所でもある。小生もその時期に訪れ、観賞するが非常に混んでいる。

千葉公園HP ↓
http://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/kanri/chuo-inage/chibakouen.html
大賀ハスについては ↓
http://www3.famille.ne.jp/~ochi/ooga-hasu/oogahasu.html

 その、蓮華亭に入り、蓮池を通り、池にでる。ランニングコースでは、小学生の野球チームが、ランニングをしている。苦しいにもかかわらず、すれ違う子たちはみな、挨拶する。散歩する人が多いにもかかわらず。千葉公園を抜け、入り口横の厳島神社にお参り。そして、千葉駅から帰ってきた。今日は2時間ほどの散歩、ちょっと歩き足らないが、土・日と歩いているので、あまり立て続けに歩きすぎると、後が大変なので、この辺でやめにした。帰宅は12時でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿