昨日発表された中国のGDP、アナリストの多くが、数値は信用できないと、口々に言う。が、市場はそれに反応するという。わかっていても、知らん顔をして、それを受け入れている、いや利用しているという。新聞、テレビは、まじめな顔で、7%を割った、景気減速など、競輪を鳴らす。一般のマスコミは、事情を知らないから、関係者に言われるとそれを信じて報道するのだろうが、日経新聞
は、白々しく、6年半ぶり低水準等書かれると、首をかしげたくなるが、まあ、しかたないのだろうとも思う。市場関係者達は、誰も信用していない。土台、中国のお偉いさんが、私は、そんな数値(GDPIなどの指標)は信用しない。鉄道貨物輸送量と電力使用量を見る、と言い切ったことがあり、中国内部でも信用されていないのだから、何をかいわんやである。現実には、GDPは+4~5%ぐらいだろうと言われている。それでも、成長していることには間違いない。
その中国が、アジア諸国に、鉄鋼を格安で輸出しており、日本の鉄鋼業界が苦しくなっているという。この問題、鉄鋼に限ったことではない。建物などと同じ構造。
つまり、計画経済といいながら、労働者に仕事をさせなければ、賃金が払えない。生活を保障するため、仕事をさせる。計画などないのである。建物を建て、鉄鋼を作る。国民の生活を守るのが共産党国家の使命である。そのため地方政府が使わないビルを建てても、政府は、むやみに取り締まれないのである。それが、不動産バブルであっても。そのバブルはすでにはじけたと言われている。そして、今度は鉄鋼。大量の在庫を抱えても、減産できないのが中国、仕方なく、それを格安でアジアにバラまく。と言って、中国経済が、良くなるわけではない。
外貨が急激に減っているという中国。矛盾した経済を抱え、今や、世界経済の火薬庫と化している。いつバブルが表面化し、いつ失速が表面化しても不思議ではない。
多くの専門家は、強制的に何でもできる国だから、日本のバブル崩壊のような「」ひどいことにはならないというが。 岡崎さんは、8月・9月の出来事は、終わりの始まりと言い切った。
8月9月の大荒れ相場は、元切り下げが原因と言う人がいるが、本当はオイルマネーの引き上げによるものと考えられている。石油の下落から、国家予算などへの影響が出て、資金を引き揚げているという。アメリカのシェールオイル、オペックの減産拒否、オイル価格の下落が原因である。
金森さんは、これらの動きは、オイルのエネルギーの時代が終わったことを意味するという。新しいエネルギーへの転換時代に入ったと言う。エネルギー革命が始まったと言い切る。
VWがジーゼルから撤退、電気自動車にむかうという。これも一つの時代の流れなのかもしれない。トヨタは、燃料電池車。さらに、自動運転車の波が押し寄せてきている。時代は大きく変わろうとしている。
岡崎さんは、ち中国の景気減速で、世界中が大変なことになると言い、金森さんは、大きなエネルギー革命により、新たな時代が始まるという。不景気が始まり、何とか新し良い世界を作ろうと、技術革新が起こる、だからどちらも正しいのかもしれない。
それにしても、安倍君は・・・・
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◆昨日の株式市場
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◇10月19日(月) 始値 高値 安値 終値 前日比
☆日経平均 18,282.78 18,314.09 18,078.43 18,131.23 ▲160.57
☆TOPIX 1,505.16 1,507.44 1,489.11 1,494.75 ▲11.09
☆日経平均採用銘柄 PER 14.61 一株利益 1241円
☆ダウ 17,230.54 △14.57 ☆S&P 2,0333.66 △0.55
☆NASDAQ 4,905.471 △18.783
☆CME日経225先物 18,340円(ドル建て) 18,270円(円建て)
◇市場概況 ロイター 他
★欧州株式市場=続伸、ドイツ銀行と製薬株が買われる
★欧州株式市場サマリー(19日)
★UPDATE 1-米国株式市場=横ばい、エネルギー関連株に売り
★UPDATE 1-シカゴ日経平均先物・日本企業ADR動向(19日)
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◆今朝の情報
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◇日経新聞より
☆(一面)ドコモ、日生の保険販売、店頭で契約、一体で割引も、他の生保にも提携打診
☆(一面)売り出し価格、ゆうちょ株1450円に、かんぽ声明は2200円 (再)
☆(一面)国交省、三井不動産系、マンション傾斜で、販売元も処分検討
☆「自家用車タクシー」解禁、特区で交通網弱い地域中心、高齢者・訪日客の足に
☆本社討論会、景気不透明感強まる、小林氏:投資姿勢、慎重さ増す、桜田氏:高齢者消費。勢い角、伊藤氏:非正規笛沈金低迷、磐田市:米、年内利上げ難しく
☆中国リスク、出口見えず、7〜9月成長率7%割れ、財政出動なお及び腰
☆優位指揮者初会合、携帯料金、多様化促す、買い替え優遇焦点、
☆TTP、農産物81%で関税撤廃、全品目では95%、工業品は87%即時撤廃
☆米企業、再生エネ調達拡大、イメージ向上・コスト安定、IT:アップルから、小売り:ウォルマートまで
☆中国低迷の現場、7%割れ、人影消えた造船の街
☆TSI、国産医療を強化、ワールドの宮崎工場を買収、」訪日客向け生産能力5倍に
☆新明和、「777X」向け部材量産、軽量で低コスト
☆迫る「特許の崖」特効薬なく、収益急落、回避へ契約見直し、第一三共、米で営業部門半減
☆車部品、燃料電池車に注力、ケーヒン:宮城で生業装置製造、八千代工業:水素タンク実用化jへ
☆関西ペイント、塗料原料中国で生産、車向け需要増で
☆テーマパーク、人手不足備え、オリエンタルランド:面接会増やす、ハウステンボス:時給30円上げ
☆(観測)日東電工、4~9月営業益4割増、5年ぶり最高600億円に、光学フィルムけん引
☆(観測)昭和電工、1~9月営業益4割増、250億円、原油井安追い風に
☆(観測)マルハニチロ、4~9月経常2割増益、冷凍食品伸びる
☆(観測)野村不動産HD、4~9月営業3割増益、オフィッスビルの賃料回復
☆JAFCO、7〜9月純利益85%減、IPO低調、売却益減る
☆宝HLD、4~9月純利益減益予想から一転37%増
☆淀川製鋼所、7〜9月特損66億円
☆日本化学、4~9月純利益27%減
☆(観測)SPK、一転最終減益に
◇今朝のニュース
☆(R)中国の鉄鋼助成金問題、当然取り上げる=英首相 (4:15)
☆(R)10月米住宅建設業者指数、10年ぶりの高水準 (4:19)
☆(R)近い将来利上げ開始、米景気に勢い=サンフランシスコ連銀総裁 (4:56)
☆(N)米住宅建設業景況感、10年ぶり高水準 10月3ポイント上昇 (6:07)
★(R)米為替報告、中国に一段の元高容認迫る 経済再均衡に不可欠と (6:26)
☆(R)IBM、第3四半期は14四半期連続の減収 通年の利益見通しを下げ (6:41)
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◆寄り前
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☆外資系証券経由売買注文状況(6社)
売1440万株 買1100万株 金額ベースでも売り越し
★〔需給情報〕外資系証券経由の注文状況は340万株の売り越し観測=市場筋
★今日の株式見通し=反発、材料難で方向感出にくい
★〔マーケットアイ〕株式:寄り前の板状況、主力株は軒並み買い優勢
◇為替 昨日15時 1$=119.30円 今朝7時 119.46円 8時 119.50円
◇(こち株)IBM、時間外取引で、5%近い下落
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◆前後場
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寄り付き 日経平均 18,245.54円 114.31円高 TOPIX 1,503.64 +8.89
買い先行の始まり。2部、JQ、マザーズも反発の始まり
33業種中30業種が上昇、上位は、医薬品、情報通信、銀行、海運、電力ガス
◇(MP)今週は様子見気分が強い。日本のみならず、世界中が、重要会議を控え様子見の状況。欧州はECB、中国は5中大会、米はFOMC、日本は日銀政策決定会合。さらに決算を控え様子見気分が広がっている
◇(MP)IBMの決算が非常悪い、心配と環ジオ間キャスター
◇(MP)ウエスタンデジタルが、サンディスクと買収協議をしているという情報が入ってきている
9:15 日経平均 90円高 TOPIX +5.23 売買代金 2311億円
値上り銘柄 988 値下がり銘柄 671 変わらず 229
9:30 日経平均 92円高 TOPIX +4.98 売買代金 3315億円
9:45 日経平均 85円高 TOPIX +4.27 売買代金 4186億円
10:00 日経平均 74円高 TOPIX +4.53 売買代金 4888億円
値上り銘柄 870 値下がり銘柄 854 変わらず 172
伸び悩み。値幅は57円ほど。動かない。商いも非常に少ない
10:30 日経平均 56円高 TOPIX +3.91 売買代金 6233億円
11:00 日経平均 61円高 TOPIX +4.47 売買代金 7369億円
値上り銘柄 684 値下がり銘柄 1041 変わらず 172
膠着状態、薄商い
11:15 日経平均 25円高 TOPIX +0.93 売買代金 7998億円
◇(MP)売買代金上位ののべステラがストップ高
寄り付き、日経平均は100円を超える上昇で始まったが、上値が重く、じりじり値をけし、小幅高。商いは少なく、見送り気分の強い相場
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◆本日の動き ★野村 ニュ-ス・スナップショットから(見出しのみ) =(NQN)
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・日本株ADR19日、売り優勢 アドテスト、京セラなど下落(5:16)
・今日の株式、もみ合いか 米株高も中国リスクの警戒との綱引き続く(8:07)
・SGX日経平均先物寄り付き、120円高の1万8260円で始まる(8:45)
・日経平均、反発で始まる 100円高、米株続伸で心理改善(9:02)
・総合メデカルが買い気配 大幅増益を好感、4~9月期(9:03)
・日東電が買い気配 「15年4~9月期、営業益600億円」(9:03)
・サムティ(JQ)が反発 東証1部への市場変更と増配を好感(9:10)
・日経平均先物、反発で始まる 米株高を受けて買い優勢(9:11)
・NTTドコモが続伸 店頭で保険販売へ(9:24)
・東証寄り付き、反発で始まる 米株高を好感、日東電が上昇(9:35)
・三井不が朝高後下げる マンション問題で処分検討も「影響一時的」の声(9:48)
・タカラバイオ(M)が反発 4~9月期一転営業増益を好感(9:50)
・日東電が一時4%高 「15年4~9月期、営業益600億円」と伝わる(9:54)
・タカタが大幅続落 「リコール周知へ広告開始」米通信(10:17)
・宝HLDが一時10%高 15年4~9月期、一転増益で(10:21)
・昭電工が一時4%安 1~9月「営業増益」も通期予想に警戒感(10:21)
・東証10時、伸び悩む 上げ幅40円に縮小、2部指数は反発(10:34)
・かわでん(JQ)が反落 今期一転増益も利益確定売り優勢(10:43)
・淀川鋼が3日続落 特損計上で「業績下方修正は必至」の声(10:59)
・マルハニチロが伸び悩む 業績好調も「配当性向低い」の声(11:04)
・KDDIが一時6%高 「電力販売に参入」と伝わる(11:07)
・エイジア(M)がストップ高買い気配 人工知能分析会社と資本提携(11:14)
・松井が反発 「7~9月期の単独税引き利益1割増」を好感(11:26)
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