問題は、今後の市場の動きへの見解なのだが、これは、一時的な売り物で、短期筋の売買が収まれば、再び騰がると見ている専門家と、日本売りの前兆であると見る専門家がいる。
前者は、1月31日までの決算発表が好調で、7割の上場企業が増収増益、225銘柄の予想EPSが1000円台に乗せ、さらに来期も好調と見られることから、日経平均15000円割れ、per15倍割れは安く、上昇すると見ている。
一方、慎重タイプは、海外の日本を見る目が、アベノミクスに懐疑的な見方が広がっているという。新聞などの論評でも、法人税引き下げがなされていないことや、構造改革がなされていない点から、日本を見限り始めている動きが出ているという。先の日銀政策決定会議での追加政策がなされなかった点からも、失望売りも出ていると言う。その為、ここ3週間の売り越しは、その動きの前兆と考えている。
確かに、海外の指摘の、規制緩和や、構造改革がなされていない点に関しては、すべての関係者は同じ考え方なのであるが、それで、日本を売ってくるのか、それだけでは、日本の成長が止まることでなく、まだ、買ってくるという見方に分かれる。意外なことに、金森さんが後者なのです。小生?当然、強気、買いに1票。
さて、先週、金曜日、アメリカ市場が軒並み下落をしており、明日の東京市場はどうかという点ですが。週末に、米で、雇用統計、債務上限期限が訪れるなど、波乱要因が控えており、様子見気分が広がると、多くの人が見ているが、弱気派は、5月と同じように、さらに売ってくると見ている。状況から見て、小生は、乱高下の大きな動きをしながら、騰がりも下がりもしない相場が続くと見ている。
翌週は、日本SQがある。ここ2週間、ボラティリティが大きそうだ。
ひょっとしたら、もう待てないとばかり買いが入ることも考えられるが、専門家が思っている以上に、今年は複雑な状況なのかもしれない。
以上、日曜日の昼でした。
(追伸)
ビットコインが通貨として認めるかどうかの議論がなされているが、いろいろ問題が言われているが、小生、本質的に大きな問題があることに気が付いた。絶対に、通貨として認めてはいけない。いずれ、レポートを書きます(さぼらなければ)
一つだけ、ノーベル物理学賞の朝永振一郎先生がどうしても発散してしまう問題を、繰り込み理論で解決したのだが、この発想のもとが、ビットコインにはある。その考え方により、多くの問題点が派生していることに、誰も気づいていない。創ったメンバーが理解していたとすると、非常に悪質である。それだけ書いておきます。
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