「井上哲男の需給動向を読み解こう」
評価損率が、買い残で1.2%悪化(11.875%)、これは、いいこと。信用買い残が、2622億減っている。普通は8割が1部、その8割が225銘柄、64%が225銘柄。しかし、今回、6割もない。では2622億のうち、4割以上は、それ以外。つまり、新興市場が減った。これは、利食ったと見られ、それで信用評価損が悪化。これは、新たな回転が始まったことを示す。
225シカゴ先物については、5月22日からSQ日まで、平均81000枚だった。それ以降が54000枚、1/3減った。今年2月から、シカゴ先物が膨らんだのは、2月からで、2月から5/22 までの平均は45000枚。前の平均に近づいている。収まりましたようす。
今回の犯人は、裁定残。22日4兆3560億、その後SQまで、1日解消売り725億円。
5日で3625億円。つまり、これだけ、現物を売ったことになる。外国人が、これだけ売ったのは、2週しかない。それが、3週間と2日続いた。それが、収まってきた。
需給動向からも、市場は収まってきている。
1:53 日経平均38円安
2:15 日経平均54円安、小動きの中、後場は証券が上昇。
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