2014年3月30日日曜日

似ている

日経平均の動きが2005年から2007年の動きと今と似たいるといわれている。
よく見ると確かに似ている。(上が2005年~2007年、下が現在の週足)

























どうですか?
 2005年からの相場は、小泉政権の郵政民営化による、小泉劇場の時期で、民衆が、熱でもあるかのように、小泉・小泉とうわ言のように叫んだ時期で、かの竹中平蔵経済担当大臣が派遣法を成立させたのも、その時期である。また、後日、問題となる、日本新興銀行の免許を異例の早さで認めたりした。結局、その振興銀行などは、破たんに追い込まれたが、この原因は竹中・木村ラインによるといわれている。NHK民営化のとん挫により大臣を持するが、彼の残したものは、のちの日本経済に大きな影を残すとことになる。その相場の最後が第1次安倍政権である。小泉政権の夢から覚めた後、安倍政権を経て、福田内閣で、株式相場は大きく下落、そして、2009年のリーマンショックへとつながっていきます。
 さて、今回は、民衆が、アベノミクス、アベノミクスとうわ言のように叫んで、相場は上がったが、今、消費税増税、アベノミクスの第3の矢がなく、以前から公約の国会議員削減、公務員改革、規制緩和がなされない。このままでは、期待先行だけで、小泉相場と同じことになってしまう。
 (ここで言う、緩和は、公務員や族議員が容認するような規制緩和ではなく、それらの人が守ろうとしている規制を壊すことを意味している。たとえば、派遣法の緩和などは、小生は、逆に、正規雇用者も含めてた雇用環境や賃金等を守るような規制をかけるべきと思っている。派遣業者や雇用者のみが喜ぶ方向では、日本のためにはならない。人を殺し企業を生かす政策であってならない。)
 景気が良くなれば、税収が増える。そして、その先に増税がある。だが、景気を回復できねば、
増税ができない。そのため、必死に政策を出してくるだろうが?

(独白) でも、すべてがうまくいっても、増収が、無駄なく将来のために正しく使われるとは限らないよなー。国会議員・官僚は自分のことしか考えていないからなー

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