『逆イールド』と言う言葉がにわかに 話題になて来た。今週、初めに、国債の2年物と5年物、3年物と5年物の利回りが逆転し短期の方が高くなったことで世間が騒いでいる。 逆イールドと言う場合は、通常は2年物と10年物の金利で逆転現象が起こったことを言うのだが、中期金利の5年と短金利の逆転が起きたことは確かである。
金曜日のザ・マネーで、比嘉さんは、2年5年の逆転が起きたのは、過去3回あり、景気後退になったのは2年後と説明。この3回と言う言葉だが、誰だったか、(MP)である専門家が、短期中期の逆転は、需給の関係で一時的に逆転することは結構起こる。これが続くことが少ないので、心配することはないと説明していた。と言うことは、比嘉さんの過去3回は、逆イールドが戻らなかっことを言っているようだ。
逆イールドが起こった後のことに関して、西山さんの解説は、後ほど書くことにして、まず、これで何故株が急落したのかと言うと、どうやら、多くの人が言っているのだが、今年のヘッジファンドの成績が悪すぎ、破綻したファンドも数多くあり、持ち株を売らないといけない状態が続いており、これに便乗したファンドなどが、株価を釣り上げておいて、ドスンと売り浴びせ下げ、、さらに下げるための口実が必要で、逆イールドを必要以上に、悲観的情報を出して、何も知らない報道関係者にあおるよう仕向けたというのだ。
現実には、2年10年は、確かに金利が近づいているがまだ逆転していないし、短期中期も金利差は戻っている。
西山さんが常々言っているのは、相場の最後が一番儲かるが、いつ暴落するかわからない、景気後退が起こって株が下がるのではなく、株が下がって、それが、経済のあちこちに波及していき、景気後退が起こる。景気後退するから逆イールドが起こったのではなくいという。
西山さんは、逆イールドが起こってもフラットとならば問題ない、イールドが立って来たら危ないという。それで、株価が下がると、FRBが警戒して、金利を下げるので、イールドさらに立ってしまい、さらに株が下がる現象が起こる。市場や経済界からはさらに下げろと要求が出て、FRBは金利をさらに下げる。それでさらにイールドが立ってくる。この悪循環で、株価が暴落、経済が崩壊するという。
西山さんはじめ多くの人が言うのは、逆イールドが起きてから、暴落までは、半年から1年以上のタイムラグがあるという。(ここで言う逆イールドは2年物と10年物で、一時的なものではない状態のこと)
さて、逆イールドが起こると、何が起こるかと言うと、銀行などは、長期金利でお金を貸し、l短期金利で資金を繰り返し調達し。その利ザヤで利益を出す。それが、逆イールドになると利益が出なくなり損失になるので、禁輸機関が立ち行かなくなる。このところの杞憂緩和で、銀行がボロボロになったのは、かしだしができなくなったからで、各銀行は、債券の購入で何とかやりくりしていた。
さて、現在、FRBが利上げをしているにもかかわらず、(本当の)逆イールドが起こるかもしれないと言うことは、短期金利が上昇していることを現している。この短期金利は、車などのローン金利などが含まれる。リーマンショックは住宅ローンを再建委取り込みそれを分割、投資不適格な債権も混ぜて再構築し、優良債権を作り上げて、それを全世界に売っていた。最終的にそれが焦げ付き、住宅価格が下落、優良債権が次々と不適格になり、焦げ付いて、リーマンシックへと進んだのだが、今回、自動車ローンで似たようなことが起こりつつある。短期金利が上昇すると、車ローンの焦げ付きが増えてくる。非常に危険な状態が起こる。そのため、何人かが注意を促しているが、ウォール街では、最後の儲け場所と考え、ここで大きく儲けて、引退するのだという輩が一生懸命暗躍していると西山さんは警告している。以前、西山さん、来年以降は要注意と言っていたが、昨日は、期日を言わなかった。今回の下げは、本格的な下げからしたら大したものではない。一旦戻すだろうが、本格的な下げがいつ来てもおかしくない。だから、いつでも逃げられるように、ストップロスを置くことと強調している。
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◆昨日の株式市場
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◇12月7日(金) 年初来の 最高値 最安値 (ザラバ)
☆日経平均 21,678.68 △177.06 24,448.07(18/10/2) 20,347.49.72(18/3/26)
☆TOPIX 1,620.45 △9.85 1,911.31(18/1/23) 1581.56(18/10/26)
☆日経平均採用銘柄 PER 12.15 1株利益 1,784円
☆ダウ 24,388.95 ▲558.72 ☆S&P 2,633.08 ▲62.87
☆NASDAQ 6,969.252 ▲219.007 ☆WTI 52,61 +1.12
☆CME日経225先物 21,335円(円建て) ☆大証夜間 21,320円
◇市場概況 ロイター
★日経平均は4日ぶり反発、米株の下値の堅さ意識 一時200円超高
★戻り鈍い、ブレグジット・米中関係の不透明感で慎重姿勢=来週の東京株式市場
★ロンドン株式市場=反発、原油高で石油株買われる
★欧州株式市場=小幅反発、週間ベースは2カ月ぶり大幅安
★米株大幅安、週間では3月以来の大幅な下げ
◇日経速報
★東証大引け 反発、米株下げ渋りで見直し買い、小売りなど内需高い
★米国株、ダウ3日続落し558ドル安、米中問題や景気減速への懸念根強く
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◇インターネットより
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◇日経速報
<(日)>
☆
☆ケリー米首席補佐官が年内退任 トランプ大統領が発表 (4:21)
☆年の瀬市場「弱気」漂う 日本株、7年ぶり年間下落も (2:00)
☆データは不要 NTT、「無欲」で米都市システム受注 (2:00)
<(土)午後>
☆スマホ決済「ペイペイ」また停止 利用急増で15分間 (23:52)
☆NTT、ラスベガスで受託 AIで「スマートシティ」 (18:55)
☆中国11月の対米黒字、最高更新 追加関税の影響じわり (17:29)
☆ファーウェイ、組織的関与か イラン制裁逃れで (15:27)
<(金)夕方から(土)午前中>
☆店内・持ち帰り「同一価格」 外食8社検討、軽減税率で 【イブニングスクープ】 (18:00)
☆改正入管法が成立、外国人材受け入れ拡大 来年4月施行 (4:12)
☆日欧EPA、国会承認 2月1日にも発効 (1:58)
☆来年GW10連休、関連法が成立 (2:15)
☆米賃金11月3.1%増 FRB、12月中の利上げ検討 雇用者数15.5万人増 (22:43)
☆10月の米卸売売上高、前月比0.2%減 (1:04)
☆米消費者態度指数、12月は前月比横ばい 速報値 (1:11)
☆10月の米消費者信用残高、7.7%増 (7:11)
☆貿易摩擦への警戒、利上げ打ち止め期待打ち消す(NY特急便)(6:21)
☆米つなぎ予算成立、21日まで 「壁建設」議論先送り (2:25)
☆ケリー米首席補佐官、辞任か トランプ氏と関係悪化 (22:32)
☆OPEC、減産120万バレルを発表 来年1月から6カ月 (2:39)
☆AIが盤ゲーム制覇 碁将棋チェスのソフト破る (17:36)
☆ファーウェイ副会長は捜査察知 17年から渡米避ける (6:19)
☆ファーウェイの存在感 日本から部品供給、約5000億円 (2:00)
☆日産、リコール15万台発表 4回目の検査不正 法令順守意識の低さ浮き彫りに (19:20)
☆KYB免震不正、新たに1物件公表 下呂温泉病院 (18:13)
☆RIZAPに監査法人「待った」 借金活用の利益計上 (17:34)
☆日立、間接費1000億円減 来期から3年間で (20:00)
☆ホンダジェット、日本で型式証明取得 20日に初納入 (18:42)
☆積水ハウスの2~10月、純利益3%減 賃貸住宅が苦戦 (18:17)
☆鳥貴族の8~10月期 税引き利益76%減 値上げで客数減 (20:30)
☆HEROZの5~10月、税引き益1億5800万円 (20:30)
☆カナモト純利益10%増 18年10月期、災害復旧工事伸びる (22:00)
◇ロイター
<(金)夕方から(土)午前中>
☆逆イールド、月内発生の「実質リスク」存在=米セントルイス連銀総裁 (8:07)
☆ケリー米大統領首席補佐官、近く辞任か 特別検察官が聴取=CNN (1:16)
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