2013年10月8日火曜日

10月8日 火 午前

◆朝のラジオ(こち株)カブドットコム証券・投資情報室・チーフストラテジストの河合達憲さん
レーティングの平均を9月と比較して、この1ヶ月で、下がっている銘柄は、理由は2つに分かれる。一つは、実際の業績が悪くなることが予想される企業。もう一つは、買われ過ぎていると判断されている企業。特に、注目すべきは、ゼネコンが多く入っている。これは、オリンピック関連で先駆した株で、各証券会社が上がり過ぎと判断しているためでしょう。
一方、レーティングが上がっている銘柄群では、機械に注目。割安と判断されている。
株価は、オリンピック決定後、上昇したが、そのあと、行って来いで、決定前の水準まで戻ってきている。そんな中、レーティング下落で、大成建設をみると、調整が進んでいると見られる。このあとがおもしろい。

◆アメリカの債務上限問題で、民主党・共和党とも強気で、溝は大きい。NY株は下落。そのあおりを受けているのが日本だが、今、テレビ(東京マーケットワイド)で、桜井さんは、『消費税増税による下落を、アメリカの財政の壁を隠れ蓑にしている』と解説している。
アメリカの議員たち、たとえば、ティーパーティをバックに当選してきていたり、お金持ちをバックに当選したりしていることから、法案に反対して、存在を選挙民に見せないと、次がないので、ぎりぎりまで頑張るであろう。だから、毎回、期限ぎりぎりまでもめる。日本もアメリカも変わらない。国民、国より、自分が大事な議員たち。いい加減にしてほしいなー。
今日の相場は、アメリカに尽きる。しばらく日本市場は、我慢の相場ですね。

◆外資系証券経由売買注文状況 売1880万株 買2960万株、3日連続買い越し。膨らんできている。

◆前場
寄り付き 日経平均13794.74円 58.58円安
主要銘柄は売り先行、メガバンクが頑張っている様子。ほぼ全面安
日経平均下げ渋り 28円安
9:14 48円安
9:18 59円安

◆昨日、ヤフーがネット通販サイトの出店・出品の手数料、ロイヤリティを無料にすると発表。大きな話題になっている。楽天などへの影響が大きいとみられている。
ヤフーは安いが、提携先のアスクルは買い気配から9%以上の値上がり。楽天は売り気配。18%以上の下落で寄り付く

◆「市場関係者の目」三菱UFJモルガン・スタンレー証券 投資情報部長 藤戸則弘さん
ティーパーティは、アンチオバマ、小さな政府、政府の干渉を嫌う人々の集団で、そのことから、交渉に応じない強硬なグループで、共和党の中には、それをティーパーティの力をかりて、共和党は大量の議員数を伸ばしてきた。そのティーパーティによって当選してきた議員が40数名、少なからず援助を受けている人たちもいる。その議員たちは、ここで、反対をしないと、次に援助が得られない。来年の中間選挙を前に、政治生命かけているので、簡単には妥協しない。彼らを説得しない限り解決はない。債務上限が17日に来るという状況でで、近づけば、不安に駆られる投資家が増えると思うが、それほどアメリカは愚かではないと思う。デフォルトの確率は5%をきるとおもうが、共和党が、強硬で、ぎりぎりになり、時間切れ本当の意味でのデフォルトを起こすことがあったとしたら、大変にことになる。さすがに、そこまでの人為的にデフォルトを起こす愚行まではしないと思う。アメリカの国を代表する人達ですからね。
この問題は、経済の悪材料と違い、握手したら、悪材料は消えてしまう。上が青空になる。
そういう意味では、今が買い場。この後の業績は、史上最高、来年に向け、株価は上昇していく。

9:55  59円安少し落ち着いてきたと思ったら10時前から売りが出た
10:00 93円安
10:07 104円安、現在安、下げ幅拡大
10:21 54円安、富士重工が商いを伴って買われている。

◆日経1面、富士重工、トヨタとハイブリッド車の共同開発、トヨタの技術を導入

◆(MP)和島キャスター:日経平均が一目均衡表の雲の中に突入、これが下に来ると厄介。去年の解散からの上昇トレンドが変わってしまう。

10:32 55円安、建設、不動産、銀行がしっかり
10時ごろからドルが、対円、対ユーロなどで強含み、特にアメリカで動きがあったようではないが
10:55 34円安
11:16 19円安、じりじり下げ幅縮小

前引け 日経平均 13843.01円 10.31円安、TOPIX1146.77 -0.81、売買代金9303億円
朝方から比べると、随分と持ち直してきている

0 件のコメント:

コメントを投稿