2013年11月10日日曜日

土日のニュース

◆日経新聞から
☆4~9期決算 集計状況 11月8日分まで(対象企業の78.0%)
前期比増減率
       売上  経常利益  純利益
4~9月期   10.9%  42.8%  2.0倍
通期     9.8%   28.2%  63.8%
また、予想利益が下がっている。当然1株利益も下がってくる。
 
☆(11/9) 『アベノミクスに内部分裂』の記事要約(英フィナンシャルタイムズ特約)
 楽天・三木谷社長が一般医薬品のインターネット販売の一部禁止・規制を特定の利益団体に対する服従だと反発。アベノミクスによる円安効果でトヨタが堅調な決算を発表した日の出来事である。
 アベノミクスの第3の矢は、景気刺激策を長期的な成長率を押し上げる構造改革で補強するもので、最も大切で、難しいものであるが、安倍氏は、経済政策の変革を目指す努力の象徴として、三木谷氏に産業協力会議の民間議員就任を要請した経緯があるため、政府にとって三木谷氏の反発はとても厄介なものになった。
 さらに、多くの自民党議員は規制緩和に反対する特定の利益団体を代表していることから、アベノミクスは困難な局面を迎えている。
 今後、トヨタなど大手企業が円安による利益をどれだけ従業員に還元できるかという問題点もある。
 消費者物価指数は0前年同期比.7%上昇したが、消費者の収入は引き続き低迷している。この状態が続けば、持続的な難しいとエコノミストは懸念する。
 
☆(11/9朝刊) 診療報酬 増額圧力強く 『消費税分上乗せ』
 患者負担や健康保険からの医療機関へ支払う診療報酬の2014年度改定をめぐり、増額を求める厚生労働省や医療界と、慎重な財務省の駆け引きが活発化してきた。8日には医療界と連携する加盟議員数が270人超の巨大議連が自民党何に発足、政府を巻き込んだ攻防に発展しつつある。
解説の最後、2014年度予算案で、消費税増税と社会保障費の膨張を解説した後のまとめ)
ここ数年の予算編成は、歳出への切込みが不十分なまま終盤に突入し、土壇場で予備費を削ったり、特別会計から別途お金を手当てしたりする方法を多用してきた。消費税増税に伴って、国のお金の使い方に世論がこれまで以上に敏感になっている。軸足のおぼつかない小手先の改革では行き詰まる。
 
☆(11/9朝刊)日産、「軽」生産へ、国内100万台を維持、三菱自にも供給

☆(11/9夕刊)伊勢エビ高騰、虚偽表示の余波
 
☆(11/10)東証、夜間市場を検討、午後7時~11時半、2015年増設を目指す。

☆(11/10朝刊) 特区構想
 仔国家戦略特区の対象地域に、首都圏、東海圏、近畿圏の3大都市のほか、沖縄県、新潟県、北海道が候補に挙がっていることが9日、明らかになった。特区での優遇税制として現行の総合特区制度にある設備投資減税を特別特区で適用することも検討。対象地域は特区諮問会議で1月にも3~5カ所選定する。


◆観測記事
☆北越紀州製紙、4~9月期経常益25億円、減益幅縮小
ショーボンド、79月営業益2倍の7億円、工事の採算改善
東京精密、4~9月期営業益45億円、前年同期並み確保
 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿