8月１２日 午前

◆『閑散に売りなし』と言われるが、先週の動きをみると、違う動きをしている。為替と株価が連動していない時期があったが、先週から、為替が先か株価が先かと言われる連動性が戻ってきて、売りが先行する動き。今週も注意が必要と、多くの専門家が話している。

◆外資系証券経由売買注文状況　売１０５０万株　買８６０万株

◆テレビ（ＳＶ）

ＧＤＰ速報値　年率2.6%増で、予想3.6%増を大幅に下回った。前期は年率3.5%で、修正値が4.1%であったので、9月の修正値が、前回程度とすると、+0.6%とみると、2.6%＋0.6%＝3.2%となるが、これでも予想を下回り、消費税増税が厳しくなった。（政府は良い数字と判断）　

設備投資が－0.1%、6期連続のマイナス、住宅投資が－0.2%とマイナスに転じた

◆前場
寄り付き　145.49円安で寄り付きが１４３円安から、184.55円安まであり、145円安近辺で推移。売り先行の動き
９：１６　日経平均111円安
９：４９　日経平均104円安
１０：００　日経平均129円安

☆　市場関係者の目」ＳＢＩ証券　投資調査部長　鈴木英之さん

今日の相場は、一見すると、ＧＤＰ速報が予想を下回ったことを、嫌気して株価が下げているように見えるが、実際は違う。為替が円高に動き、ＮＹが夏休みに入り、高値圏から下落など、背景に、ＧＤＰが違う結果でも下げていた状況と見ている。先週までに決算発表が終わり、時価総額ベースでは、ほとんど決着がついている。なので、ＧＤＰ速報を嫌気する必要もない。中身を見てみると、見かけほど悪くない。

甘利明経済財政・再生相
　良い数字が出ているという認識。設備投資が－0.1%について、税制と予算、金融のあらゆる手段を使って、設備投資が堅調に拡大する減税制度を本格的に検討し、強力に後押しをする。住宅投資は－0.2%も、次期には回復が期待できるとコメント。

浜田参与　消費税値上げは、1年先送りすべき、金の卵を壊してしまっては・・・・

１０：３０　日経平均94円安

☆　（ＭＰ）キャスターの視点　和島英樹キャスター
東光、経営悪化も、村田製作所の支援を受けＴＯＢにより、子会社になることが、決定しているが、その後、スマートフォン向けコイル（インダクター）が堅調に推移、他の不振をカバー。そのスマートフォン向けコイル、インダクターが、現在、注目されている。これがアップル、サムソンに採用されている。スマートフォンの機能が高まっていくため、安いものを使えないので、この会社のものを使うので伸びている。スマートフォン機能が高まるにつて小型化されてきており、ラインナップをもっと小さものまで増やし、ほかの分野にも展開したいという。今後、村田の販売網を使えるし、ひょっとしたら、村田と共同開発も考えられる。

１１：００　日経平均85円安　売買代金6800億円、非常に薄商い
１１：０７　急激に戻し始めている。日経平均がプラスに転じてきている。ファーストリテイリング、ファナック、ソニー、トヨタなどがプラスに転じている。証券、不動産などが、大幅安も、少し戻す。
１１：１３　日経平均26円高
１１：２２　日経平均7円安、マイナスに転じる
前引け　日経平均　10銭高　13615.29円、値上がり銘柄828、値下がり銘柄764、売買代金7910億円　薄商い